YJです。
Sharson Consultingで経営企画、サービス品質向上などを担当しています。
前回に続き、新規ビジネスの考え方です。今回は「〇〇だけ」について紹介します。
「〇〇だけ」というのは、既存のビジネスの一部だけをビジネスにしてしまう方法です。
分かりやすい例を挙げると、ヘアカット専門店QBハウスです。
従来の美容院は散髪前後にシャワー・シャンプーをすることが一般的でした。
ただ、(私のような)一部の人は「髪さえ短くなればOK」でシャンプー・シャワーなんていらないと思っていたりします。QBハウスはシャンプーなどの工程をすべて省いて「カットだけ」をビジネスにしたものです。
QBハウスは低コストに、高い回転率を背景に成長しました。
別の例だと、スターフライヤー・ピーチなどのLCCです。これらも、従来フルサービス(食事・エンターテイメントなど)が中心だったエアライン業界を、同じように「移動だけ」に集中したものです。
飛行機の移動は、「特別なもの」というイメージは未だあるのでフルサービス(JAL・ANA)が依然強いですが、最近ではLCCも少しずつポピュラーになってきています。
ちなみにSharson Consultingのビジネスも「〇〇だけ」を活用しています。
比較対象は「正社員」です。
正社員の業務の中には
①情報収集・整理・思考の時間
②何か作業をしている時間
③情報の伝達の時間
などがあります
(とりあえず3つだけ挙げます)。
私個人の見解では、優秀な社員が他の社員と違うところは
①情報取集・整理・思考の時間にあると考えていますが、
ほとんどの正社員の仕事時間は②や③に取られていると考えています。
Sharson Consultingサービスは優秀な社員の「情報収集・整理・思考だけ」をくり抜き売るという側面もあります。
この発想方法は、+αが一般的になってしまっている業界で使えます。毎回何かのサービスを受けるとき、「どの価値が重要」「どこの部分はおまけ」かを考えると何かヒントが見つけられるかもしれません。
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